OPPO Digital Japan

PM-1

新世代平面磁界型ヘッドホンの産声

OPPO PM-1 平面磁界型ヘッドホンは,従来の平面磁界型とは全く異なる設計手法によって開発されました。PM-1は,自然かつダイナミックで魅力溢れる音質とともに卓越した快適性と軽量さを特長としています。PM-1は,オーディオ・音響工学,化学,材料工学の専門家でありオーディオ愛好家でもあるメンバーで構成された開発チームが,長期間にわたり情熱的に研究開発を続けた成果です。独自の7層構造振動板,両面スパイラル・コイル,有限要素法で最適設計された磁気回路など数多くのブレークスルー技術がPM-1に投入されています。

製品の概要

PM-1

製品名:PM-1

型番:OPP-PM1
JANコード:4571444920057
商品ジャンル:平面磁界駆動型ヘッドホン(オープン型)
希望小売価格:オープン価格

製造終了商品

buy-gr200

 

hires-logo

アワード

本製品の国内専門誌によるアワードの受賞歴をご紹介します。

VGP 2018 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(10万円~20万円) 受賞
VGP 2017 Summer 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(10万円~20万円) 受賞
VGP 2017 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(10万円~20万円) 受賞
VGP 2016 Summer 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(10万円~20万円) 受賞
VGP 2016 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(10万円~20万円) 受賞
HiVi冬のベストバイ2015 ヘッドホン部門1 4位
VGP 2015 Summer 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(10万円以上) 受賞
VGP 2015 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(10万円以上) 受賞

製品の特長

OPPO PM-1は,独自の平面磁界型駆動技術と桁違いの性能を実現する数々の革新的なソリューションを採用しています。

革新的な平面磁界駆動方式

独自の7層構造振動板

OPPOの平面型ユニットは,非常に薄く軽量な振動板を採用しています。この7層構造の振動板は極薄素材の各層が,最高の音質,高信頼性,長寿命を実現するためにそれぞれ独自の役割を担っています。

両面スパイラルコイル

薄膜ポリマーの両面にエッチングされた渦巻き形状アルミ導体を使用しています。

有限要素法による磁気回路の最適設計

OPPOの平面型ユニットは,高磁束密度のネオジウムマグネットを有限要素法により最適化する手法により設計されています。これにより出力音圧レベルを最大化するだけでなく,エリア内の駆動力を一定に保つことが可能となりました。

ヘッドホンの限界を変える優れた設計

コヒーレントな位相分布を実現

通常のダイナミック型ヘッドフォンでは,ドーム状振動板をエッジで支え,それをドームの外周部に付けられた小さなボイスコイルで駆動します。このような設計では機械的分割振動に起因する諸問題が生じます。こうした問題点には振動板エリア内の変調現象,駆動力係数の非直線性,インダクタンス起因の歪みなどが挙げられます。

OPPOの平面磁界駆動方式は平面振動板に対し均等な駆動力を与えることができます。すなわち,駆動力は均質で振動板はコヒーレントな動作が可能となり,全面が同相で振動します。これによって音響特性を改善し,歪みを減少し,再生音の均質性を改善することができます。その結果,比類のない最高の分解能,透明感,スピード感を実現しています。

抵抗起因のみの安定したインピーダンス特性

ダイナミック型ユニットはボイスコイルを使用するため,インダクタンス起因の不均等なインピーダンスによって混変調歪みを発生します。出力インピーダンスの高いアンプは,こうしたダイナミック型ヘッドホンのインピーダンス変動を嫌い,その結果,適切な音質や周波数特性が得られません。

OPPOの平面駆動方式は,平面型導体パターンを使用しているので,このような電磁誘導の要素がありません。そのため,インダクタンス起因の混変調歪みを排除することができます。これによってアンプはヘッドホンを純粋な抵抗として見なすことができ,全てのアンプに対し音質再現に一貫性を持たせることを可能にします。このことは個々のヘッドホンに全く差がないということを意味します。

圧倒的な分解能,透明感,スピード感

低歪な再生音

振動板は正負対称なプッシュプル動作で駆動され,一連の放射状大径開口部を通して音を放射します。このように均等に駆動される振動板は,非常に安定したピストン・モーションの振動を発生し,共振モードの挙動を十分に抑え,ダンピングし,コヒーレントな位相分布,高分解能,最少の歪み特性を実現しています。

pm-1-multi-tone-fft

自然な聴感の周波数特性とリッチで高分解能な低音を実現

両面振動板設計によって磁界内に倍の導体を配置することができ,高い入力感度,良好なダンピング特性,その他の重要なアドバンテージの数々を実現しました。初期のオルソダイナミック型とは異なり振動板は中央で固定されていないため,均等でスムーズな振動 を実現し,長低域まで伸びながらも十分に制動の効いた低音と良好なリニアリティを実現しています。

pm-1-output-response

優れた安定性,一貫性,信頼性

正確なステレオ再生に欠かせない条件として,左右のチャンネルの特性が非常に近いことが挙げられます。PM-1の製造工程ではそれぞれのイヤーカップをテストし,理想的なステレオイメージや音場再現を実現するために左右のイヤーカップの特性が揃ったものが使用されます。製造されたヘッドホンは最新の音響試験室で1本ずつ測定が行われます。
また,磁気回路と導体パターンは駆動力(すなわち出力音圧)が最大になるだけでなく,振動板の有効エリア全体に渡って駆動力が一定になるように最適化されています。結果としてPM-1は耳覆い方式平面磁界型ヘッドフォンとして最高の感度を誇っています。

pm-1-output-response-l-r

厳選された高品質素材

ラテックス製イヤークッション

OPPO PM-1のイヤークッションには,いかなる化学合成スポンジより優れる長寿命な最高品質の天然ラテックスが使用されています。これにより,低刺激でより長期間にわたって反発力を維持するだけでなく,発汗によって増加する水分にも強いものとなっています。

子羊革製のヘッドバンド/イヤーパッド(穴開け加工済)

ヘッドハンドとイヤーパッドには厳選された子羊革を使用し,贅沢な外観と着け心地を実現しました。特にイヤーパッドは穴開け加工が施され,音響インピーダンスを下げることに成功しています。その結果,どんな負荷でも問題なく駆動でき,長時間の装着でも耳が暑くなりません。

OCCヘッドホンケーブル

出荷時に装着されるケーブルは,6.35㎜標準ステレオプラグ,OCC(単結晶状高純度無酸素銅)導体,黒色の布スリーブで被覆したケーブルを使用しています。この6.35㎜標準ステレオプラグはOPPO独自の設計によるものです。

木製ケース

OPPOはPM-1を箱から取り出すことも記憶に残る体験にしたいと考え,木製ケースをご用意しました。この木製ケースは最高の状態でPM-1をお客様の元にお届けし,より豊かな体験を提供するために選ばれたものです。

オプションアクセサリー(有償)

仕様

ユニット仕様

ユニット仕様
ユニット形式 平面磁界型
ユニット外径 85 x 69 mm (楕円形状)
磁気回路 ネオジウム・プッシュプル
周波数特性 10 – 50,000 Hz
連続最大入力 500 mW (IEC 60268-7準拠)
瞬間最大入力 2 W

ヘッドホン仕様

ヘッドホン仕様
形式 オープン型
カップリング方式 耳覆い方式
定格インピーダンス 32 Ω
音圧レベル 102 dB /1 mW
側圧 5 N
付属ケーブル OCC ケーブル (6.35 mm標準ジャック/着脱式)
OFC ケーブル (3.5 mmミニジャック/着脱式)
ケーブルコネクター 出力側: 2.5 mm モノラルミニジャック
入力側: 6.35 mm ステレオ標準ジャック,3.5 mm ステレオミニジャック
重量 395g(ケーブルを除く)
付属品 ベロア地製イヤーパッド
キャリングケース
ユーザーマニュアル

レビュー

[OTOTOY] 高橋健太郎のOTO-TOY-LAB ――ハイレゾ/PCオーディオ研究室――【第8回】OPPO Digital「HA-1」

「聴き慣れたPCM音源を幾つか聴いてみると、PM-1はとても密度の濃い音がするのが分かる。とりわけ、中域に厚みがあり、音楽の聴かせどころを押し出してくる感じ。どんしゃり傾向の製品が多い昨今のヘッドフォンの中では、この中域の充実感はかなり強い主張を感じさせる。」「バランス・ケーブルに変えて、再度、試聴してみると、サウンドはさらにグレードが上がり、一つ一つの楽器の輪郭や陰影が滲みなく描き出され、空間が澄んでくる。音場感も広くなっているが、それでいて、音楽としての力強さも増している。ヘッドフォン再生が抱える二律背反が解消されていくかのようなこのバランス接続での変化はとても興味深くもあった。また、バランス接続ならばPM-1のイヤーパッドはオリジナルのままで良いと感じた。」

http://ototoy.jp/feature/2014120400

[ITmedia LifeStyle]野村ケンジのぶらんにゅ~AV Review: OPPO「HA-1」導入記――各種ヘッドフォンとの相性をチェック!

「帯域バランスが良好で、かつニュアンス表現の巧みなサウンドが楽しめる。中域に思いっきりフォーカスしたような特徴もあり、ボーカルがとてもイキイキとした歌声を披露する。一方で、高域の音色傾向には細心の注意が払われており、雑味が少なく、鋭さもずいぶん押さえられたジェントルなサウンドが味わえる。」

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1410/31/news133.html

[Phileweb]高橋敦のオーディオ絶対領域 【第99回】にわかに活気づく “平面駆動ヘッドホン” 注目3機種聴き比べ!

「肉厚で弾力も豊かなベースやドラムスがそれでいて堅実に制動されるので、リズムのキレ、躍動感が素晴らしい。音色はガチッと硬質ではなく、しなやかに滑らか。ディストーションギターも厚みがあり、また深い歪みによって増強される倍音感の表現も豊かだ。女性ボーカルをほぐれさせつつ刺す成分も生かす感じ、そもそもの声の質感も秀逸だ。また前述のように全体にほどよいしっとりさ、湿度感がある。これは細かな粒子まで描き出す解像感と、その描き出し方の傾向によるものだろう。」

http://www.phileweb.com/review/article/201409/26/1364.html

[Phileweb] OPPOの平面駆動ヘッドホン「PM-1」レビュー。バランス駆動やアンプ組み合わせなど徹底検証

「音像表現も適度な厚みを持ちつつ輪郭は自然に整えられ、各パートとの分離も誇張がない。ハイレゾソースなど、音源のクオリティが引き上げられるとそれに伴って追随するアタック&リリースレスポンスの早さもさすがだ。」、「密度のある音像描写を主軸とし、ほのかな厚みのある中低域の質感を耳当たり良い絶妙なバランスにまとめあげている。」

http://www.phileweb.com/review/article/201407/29/1280.html

[ITmedia LifeStyle] OPPO初のヘッドフォン「PM-1」、本田雅一と野村ケンジはどう見た?(前編)

「ファーストプロダクトとしては、とても良い出来」(野村氏)

「すごくナチュラルな音が出てくるのがすごい。装着感も上々。聴き疲れせず、耳も痛くならないから長く聞いていられます。また、外観の高級感もポイントは高いですね。」(本田氏)

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1406/25/news003.html

[@DIME] 【ゴン川野のPC Audio Lab】高域の解像度と中低域の厚みを両立したOPPOの平面磁界型ヘッドフォン『PM-1』

「デザイン良し、質感良し、音良しの三拍子揃った平面型ヘッドフォンのダークホース。」

http://dime.jp/genre/145873/

[AV Watch] USB DACアンプ+平面振動板ヘッドフォン参入のOPPO、その本気っぷりを聴く

「機能面・音質面で、高いクオリティを持つ2モデル」、「オーディオメーカーとしてのOPPOの今後が楽しみになってくる。」

http://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/20140619_650079.html

PM-1に関するサポート

PM-1に関するサポート情報は以下のページをご参照ください。

PAGETOP
Copyright © 株式会社エミライ All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.