OPPO Digital Japan

PM-2

新世代平面磁界型ヘッドホンのハイコストパフォーマンスモデル

OPPO Digitalの平面磁界駆動型ヘッドホンの第2弾PM-2は,フラッグシップヘッドホンPM-1の音質とデザインをよりお求めやすい価格で提供するために生まれた製品です。PM-1同様に,PM-2は自然で躍動感にあふれる,魅力的な音質をお届けするとともに,快適性を重視した軽量化も施しました。PM-2はPM-1とまったく同じドライバーを採用しており,PM-1と同じく独自の7層構造振動板,両面スパイラルコイル,有限要素法により最適化された磁気回路などの技術的ブレークスルーが導入されています。

製品の概要

Headphone-PM-2_sideview

製品名:PM-2

型番:OPP-PM2
JANコード:4571444920064
商品ジャンル:平面磁界駆動型ヘッドホン(オープン型)
希望小売価格:オープン価格

製造終了商品

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アワード

本製品の国内専門誌によるアワードの受賞歴をご紹介します。

VGP 2018 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(7万円~10万円) 受賞
VGP 2017 Summer 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(7万円~10万円) 受賞
VGP 2017 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(7万円~10万円) 受賞
VGP 2016 Summer 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(7万円~10万円) 受賞
VGP 2016 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(7万円~10万円) 受賞
VGP 2015 Summer 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(7万円~10万円) 金賞
VGP 2015 開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(7万円~10万円) 金賞

製品の特長

優れた性能を実現する次世代平面磁界駆動型ヘッドホン

コヒーレントな位相分布を実現

通常のダイナミック型ヘッドフォンでは,ドーム状振動板をエッジで支え,それをドームの外周部に付けられた小さなボイスコイルで駆動します。このような設計では機械的分割振動に起因する諸問題が生じます。こうした問題点には振動板エリア内の変調現象,駆動力係数の非直線性,インダクタンス起因の歪みなどが挙げられます。

OPPOの平面磁界駆動方式は平面振動板に対し均等な駆動力を与えることができます。すなわち,駆動力は均質で振動板はコヒーレントな動作が可能となり,全面が同相で振動します。これによって音響特性を改善し,歪みを減少し,再生音の均質性を改善することができます。その結果,比類のない最高の分解能,透明感,スピード感を実現しています。

抵抗起因のみの安定したインピーダンス特性

ダイナミック型ユニットはボイスコイルを使用するため,インダクタンス起因の不均等なインピーダンスによって混変調歪みを発生します。出力インピーダンスの高いアンプは,こうしたダイナミック型ヘッドホンのインピーダンス変動を嫌い,その結果,適切な音質や周波数特性が得られません。

OPPOの平面駆動方式は,平面型導体パターンを使用しているので,このような電磁誘導の要素がありません。そのため,インダクタンス起因の混変調歪みを排除することができます。これによってアンプはヘッドホンを純粋な抵抗として見なすことができ,全てのアンプに対し音質再現に一貫性を持たせることを可能にします。このことは個々のヘッドホンに全く差がないということを意味します。

高度な設計手法を駆使した製造品質への取り組み

優れた安定性,一貫性,信頼性

正確なステレオ再生に欠かせない条件として,左右のチャンネルの特性が非常に近いことが挙げられます。PM-2の製造工程ではそれぞれのイヤーカップをテストし,理想的なステレオイメージや音場再現を実現するために左右のイヤーカップの特性が揃ったものが使用されます。製造されたヘッドホンは最新の音響試験室で1本ずつ測定が行われます。
また,磁気回路と導体パターンは駆動力(すなわち出力音圧)が最大になるだけでなく,振動板の有効エリア全体に渡って駆動力が一定になるように最適化されています。これにより,PM-2は耳覆い方式平面磁界型ヘッドフォンとして最高の感度を達成しています。

独自の7層構造振動板

OPPOの平面型ユニットは,非常に薄く軽量な振動板を採用しています。この7層構造の振動板は極薄素材の各層が,最高の音質,高信頼性,長寿命を実現するためにそれぞれ独自の役割を担っています。

両面スパイラルコイル

薄膜ポリマーの両面にエッチングされた渦巻き形状アルミ導体を使用しています。両面スパイラルコイルを採用することで,片面に比べて倍の磁界を形成し,高能率でダンピング特性に優れ,駆動しやすいドライバーを実現しています。

有限要素法による磁気回路の最適設計

OPPOの平面型ユニットは,高磁束密度のネオジウムマグネットを有限要素法により最適化する手法により設計されています。これにより出力音圧レベルを最大化するだけでなく,エリア内の駆動力を一定に保つことが可能となりました。

高能率設計

多くの平面磁界駆動型ヘッドホンは100dBに遠く及ばない能率であることから非常に駆動力の高いヘッドホンアンプが必要となります。PM-2は能率102dBを達成することにより,モバイル端末との組み合わせからハイエンドヘッドホンアンプとの組み合わせまで,幅広い用途でお使いいただけます。

製造品質

PM-2は長期間の酷使に耐える堅牢性を重視した設計となっており,優れた性能を長期に渡り保証することができるよう,機械的ストレスや環境的ストレスに対して非常に高い基準が設けられ,これに基づいて検査されています。

音質と快適性の両立へ

快適な装着性

これまでの多くの平面磁界駆動型ヘッドホンは500g以上の重量があり,その装着性の悪さが指摘されていました。これに対し385gという軽さを実現することで,PM-2は重量・快適性・美しい工業デザインを繊細なバランスでまとめ上げています。

高品質マテリアル

PM-2のイヤークッションは最高品質の天然ラテックスで作られており,人工的に作られたものと比べて性能的に優れているだけでなく長期間の耐久性にも優れています。PM-2のイヤークッションは低アレルゲンであるだけでなく,機械的なクッション性を長期に渡り保持します。また,汗による水分に対しても優れた耐久性を持っています。

容易に着脱可能な主要パーツ

PM-2純正イヤーパッドは簡単にクリーニングと着脱が可能なラバーインサートを持つ構造になっています。このデザインはPM-1のイヤーパッドとの互換性があるため、PM-2にPM-1用のラムスキンやベロア製イヤーパッドを装着し,より快適なリスニングをお楽しみいただくことも可能です。また,ヘッドホンケーブルも着脱可能で,2.5mmのモノラルミニプラグをイヤーカップに取り付けることで持ち運び用途でもお使いいただけます。ホームユースでは6.35mm標準プラグをお使いいただくことで,容易に使用環境に応じた使い分けが可能です。

純正プレミアムアクセサリー

6.35mm標準プラグが取り付けられたヘッドホンケーブルは,無酸素銅(OFC)を使用するほか,黒色の布製スリーブを外被として使用しています。これらを付属のデニム製キャリングに収納することで,容易に持ち運びが可能です。

デニム製キャリングケース

デニム製キャリングケースは,欧州および日本の多くの服飾ブランドに布地を供給しているサプライヤーがビンテージの織機を使って製造しています。美しくかつ高品質な布地が,ヘッドホンを保護するだけでなく,長期に渡りユニークで美しい個性を持たせるとともに,ケースのスリムなデザインはPM-2のフラット形状に完璧にマッチするように作られています。これにより,ヘッドホンをバックパックやブリーフケースのなかに容易に収納することが可能です。

オプションアクセサリー(有償)

仕様

ユニット仕様

ユニット仕様
ユニット形式 平面磁界型
ユニット外径 85 x 69 mm (楕円形状)
磁気回路 ネオジウム・プッシュプル
周波数特性 10 – 50,000 Hz
連続最大入力 500 mW (IEC 60268-7準拠)
瞬間最大入力 2 W

ヘッドホン仕様

ヘッドホン仕様
形式 オープン型
カップリング方式 耳覆い方式
定格インピーダンス 32 Ω
音圧レベル 102 dB /1 mW
側圧 5 N
付属ケーブル OFC ケーブル (6.35 mm標準ジャック/着脱式)
OFC ケーブル (3.5 mmミニジャック/着脱式)
ケーブルコネクター 出力側: 2.5 mm モノラルミニジャック
入力側: 6.35 mm ステレオ標準ジャック,3.5 mm ステレオミニジャック
重量 385g(ケーブルを除く)
付属品 6.5mm標準ジャックケーブル(3m)
3.5mmステレオミニジャックケーブル(1m)
キャリングケース
ユーザーマニュアル

レビュー

[Phileweb]高橋敦のオーディオ絶対領域 【第99回】にわかに活気づく “平面駆動ヘッドホン” 注目3機種聴き比べ!

「おおよその印象としては、音質的にはPM-2はPM-1に大きな遜色はないと感じられた。というかかなり近い」

http://www.phileweb.com/review/article/201409/26/1364.html

[ITmedia LifeStyle]野村ケンジのぶらんにゅ~AV Review: OPPO「HA-1」導入記――各種ヘッドフォンとの相性をチェック!

「ほぼフラットな帯域特性とクセのない音色傾向によって、ごく自然なサウンドを楽しませてくれる。」

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1410/31/news133.html

PM-2に関するサポート

PM-2に関するサポート情報は以下のページをご参照ください。

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