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  • Dolby Vision タイトルディスクが正しく表示、再生できない

Dolby VisionはDolby Laboratories, Inc. により開発されたハイダイナミックレンジ(HDR)技術で、対応したコンテンツでは豊かなディテールや華やかな色彩で楽しむことができます。

しかしDolby VisionはUltra HD Blu-ray規格においては必須要件ではなくオプションとして規定されているため、特別に対応したコンテンツや機材がなければ恩恵を受けることが出来ません。本項ではDolby Vision対応コンテンツ再生におけるよくあるご質問とその回答について提示致します。

Dolby Vison対応タイトルを再生してもHDR10で表示されてしまう場合

Dolby Visionコンテンツを正しく再生するには以下の条件を満たしている必要があります。

  • Dolby Vision対応テレビ/ディスプレイを使用していること
  • Dolby Vision対応が明記されたコンテンツであること
  • プレーヤーにDolby Vision対応ファームウェアが適用されていること
  • HDR伝送に対応したHDMIケーブルを使用していること
  • プレーヤーのHDMI1端子に接続したケーブルをDolby Vision対応テレビ,あるいはDolby Visionパススルー対応AVレシーバに直接接続し,未対応AVレシーバーを用いる場合にはHDMI1端子はDolby Vision対応テレビへ接続し,AVレシーバーにはHDMI2端子より繋ぐこと。
  • プレーヤーのHDR設定が「自動」となっていること。「オン」でも可能ですが「自動」が推奨値です。

ご使用のTVがDolby Vision対応でない場合,Dolby Visionコンテンツを再生しても通常のHDR10として再生されます。またDolby Visionでは伝送におけるビット深度が10bitだけではなく12bitで行われるものがあり(タイトルに依存)、使用しているHDMIケーブルが広帯域伝送に耐える品質でない場合には結果的にDolby Visionコンテンツの再生が不可と判断され、Dolby Vision対応TVを使用していたとしてもプレーヤーからHDR10等で出力される可能性があります。

以上のことからDolby Visionコンテンツ再生に纏わるトラブルシューティングでは、どのメーカーのどの機材を、加えて言うならどのファームウェアを使用しているかが非常に重要となります。そのため各メーカーへお問い合わせされる際にはご利用状況をまずはユーザーご自身が把握された上で、具体的な機器の型番等を添えてご相談なさるようにしてください。

ブラビア A1/X9500E/X9000E/X8500E/X8000E/Z9D/X8300D/X7000D シリーズと組み合わせて使用する場合には,プレーヤーのファームウェアを最新の状態とする必要があります。

「HDMI信号がありません」等がテレビに表示され映像がでなくなる,あるいは画面が乱れる場合

Dolby Vision信号の送出が開始/停止されると,信号形式や帯域幅の変更が生じるためHDMIハンドシェイク(映像送信前に相互に状況をやりとりする)が発生する状態となりますが,HDMIハンドシェイク処理が正しく完了しないと映像が表示されない状態となります。そのためこのような状況に見舞われた場合にはテレビの入力を別の入力に切り替え,UDP-20Xの入力に戻してみてください。この操作によりHDMIハンドシェイクを再実行させることで問題が解決される可能性があります。

また、A/V分離利用時に関する一般的な問題がDolby Vision再生時にも影響します。UDP-20XのHDMI1がテレビに、HDMI2がAVレシーバーへ,そしてAVレシーバのHDMI OUTがDolby Visionパススルーに対応しているか否かに関わらず同一テレビや他のディスプレイに接続されていると,HDMIハンドシェイクがHDMI2接続側の機器に引っ張られてしまいDolby Visionを利用するのに適さない状態になる場合があるため,このようなケーブル結線をしていて問題が生じた場合はAVレシーバー側で回避設定(テレビに対してオーディオ信号を流さない設定にする)を行うか,AVレシーバーからディスプレイ機器へ伸びているHDMIケーブルを抜いて強制的に接続を断って回避する必要が生じる場合があります。

ファームウェアバージョンUDP20XJP-60-0625より搭載される「ドルビービジョン・プロセッシング」設定は,原則「オート」で使用してください。誤った固定設定を行うと正しく再生できない場合があります。歴史的経緯から説明すると,Dolby Visionは当初「テレビ主導」を前提として動作する仕組みでした。その後,市場の要求により「プレーヤー主導」での動作モードが加えられたため,機器側で各々のモードに対して互換性がない場合があるためです。

ビデオ出力設定等の一部操作ができないようになります

Dolby Visionコンテンツ再生時には以下の項目が操作不可になります。

  • カスタム出力設定
  • 出力解像度変更
  • 画質調整設定
  • HDR設定

Dolby Vision専用動作モードに切り替わるためであり、仕様となります。

 

Posted in: Dolby Vision, UHD Blu-ray プレーヤー

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