ファームウェア「BDP10X-70-0218」にて、音楽ファイルのメタ情報にまつわる対応が改善されています。
その中の一つ、Broadcast Wave Formatという形式について、補足いたします。

拡張子が .WAV になっているファイルでも様々な種類があります。

昨今の俗にいうハイレゾ音源のような多くのデータを必要とする音声データでは、かつてのWAVファイルで想定されたファイルサイズを超えてしまうものがあります。また、曲名やアーティストの情報などといった「タグ情報」をリッチには埋め込むことができませんでした。

近年、新しく使用されるようになったフォーマットとしてBroadcast Wave Formatという形式があり、拡張子は .WAV ですが、全く同じものではありません。原則として旧来のWAVと互換性があるよう規定されているはずなのですが、作成するアプリケーションの設定や制作環境により、互換性がないファイルが散見されるようになってきたという背景があります。

例として、ProToolsと呼ばれる業界標準のDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトウェアでは、特殊なファイルが生成され、これまで弊社プレーヤーでは再生することができないファイルが確認されておりました。具体的には、過去のファームウェアではスキップされる、ノイズが発生する、プレーヤーがフリーズするといった問題がみられましたが、最新のファームウェアBDP10XJP-70-0218にてこれらの問題を解決しております。

Broadcast Wave Formatを扱えない”DLNAサーバー”は依然存在しています。

DLNAサーバーの中には、WAVには対応しているがBWFを考慮しておらず正しく配信が行えないサーバーが存在します。そのようなNASを使用されると、ファームウェアBDP10XJP-70-0218をご利用いただいていてもBDP-10Xでは再生できないケースがあります。NASにおいてDLNAサーバーのソフトウェアはファームウェアの更新とともに改善されることが多いため、定期的な更新をお勧めいたします。なお、DLNAを用いず、SMB/CIFSをご利用いただければ、DLNAの仕様によらず再生が可能ですので、こちらもぜひお試しください。